Guide/Column 必ずしもマイナスではない!?転職回数が多い人の転職、面接
どれほど不利になる?転職回数が多い人の転職とチャンスの有無
転職回数が多いというだけで、マイナスイメージになるのは昔の話です。
実際に、国内だけでなく海外でも、転職回数が多いのにキャリアアップに成功している人は多く、転職回数に固執しているのは国内だけの話かもしれません。
実際に国内でも、ヘッドハンティングという形で転職を意識する人、他業種への転職を意識して、転職しながら経験を積む人もおられます。
ただし、転職回数が多いため不利になってしまうケースもあるので、次のこともしっかりと覚えておきましょう。
まず、20代であれば3回以上、30代であれば5回以上の転職経験があると、マイナスイメージを持たれやすくなるので注意してください。
このようなケースでは、キャリアアップを目指すことができない、もしくは、仕事に対するモチベーションが低いと判断されます。
そのため、キャリアアップのための転職を考えている場合は、昔から言われているように、1つの会社で数年間は勤めたほうが賢明です。
企業はどう思っている?転職回数が多い人の一般的な評価
転職回数が多い人の面接ですが、面接官のほとんどは転職回数が多いことを言及してきません。
というのも、昔に比べて今では売り手市場の強みがあるからです。人によっては、複数の求人に対して応募をされている人もいますし、厳しいことを言い過ぎると、内定後に辞退をされることもあるのです。
それだけ人材が足りていないという強みがあるので、転職回数が多いというだけで尻込みするのは良くありません。
それと、転職を通じてどのような経験を得てきたのか、そのことをハッキリと伝えるようにしましょう。
転職を繰り返しているだけの人なのか、それとも意思があって転職を繰り返している人なのか、その辺りの区別が重要になってきます。
過去の仕事で、役職が上がった、多くの仕事を任されていたなど、プラスに転じる情報はしっかりと伝えたほうが良いです。
このような経験は、面接官のほうから質問されることが少ないため、物怖じしているとかえって状況が悪化することもあります。
短期間の転職回数が多い!このようなケースでも転職は可能?
3ヶ月以内に1度というふうに、あまり良くないと思われる退職、そして短期間の転職が目立つ場合は、マイナスイメージを持たれるため、転職そのものが難しいと思っている人は多いです。
ですが、このような事実があったとしても、仕事が合わなかったという理由で転職を行って問題ありません。
ただし、なぜ特定の求人に対して応募を行っているのか、その辺りはハッキリさせておきましょう。
例えば、給与、待遇に問題があったので転職しましたというケースでも、それほどマイナスイメージを持たれるわけではありません。
大事なのは、転職に対する意思がある、目標があるかどうかが重要です。
漠然とした意識で転職されている場合、短期間の転職回数が少ない人であっても、仕事に対するモチベーションが高い人から順に採用されるため、モチベーションが低い人は採用を後回しにされる恐れがあります。
面接では人柄やコミュニケーション、スキルやモチベーションを確認することが多いので、転職回数ばかりを気にしていると、積極的な採用に応じることができないのです。
販売職の評価システム!意外とシビアなので要注意!
転職回数が多い場合も、転職できる可能性があると案内しましたが、それは一般的な職業の場合です。
販売職の場合は、まったく採用されない可能性が出てくるので注意してください。というのも、販売職は見習いであっても重要な戦力です。
そのため、簡単に辞めてしまうかもしれない人の場合、採用そのものを取りやめてしまうことが多くなります。
もし、転職回数が多い状況で転職を行う場合は、具体的な転職の意欲を伝えるようにしましょう。
このような対応1つで、印象がガラッと変わることもあります。
転職回数が多い人の転職!企業が魅力的と感じる人の特徴
転職回数が多いのであれば、それに見合ったものをスキルとして持っていると判断されます。
そのため、スキルがまったく無い状態で転職をされるより、資格を得るなどして、転職しやすい状況を作っておくことも大事です。スキルというと、漠然としたイメージしかわかない人もおられるかと存じます。
ですが、自動車運転免許、もしくは要求されているスキルの一部を有しているだけでも、転職回数が多い人として評価されます。
自動車運転免許を有している場合、遠方の人でも通勤可能という強みがあるので、このようなスキルも見せていくようにしましょう。
スキルの一部しか有していない場合も、積極的にアピールしたほうが良いです。その理由ですが、就業するようになってから研修を受けられる、資格取得支援制度が用意されている企業が多いからです。
そのため、求められているスキルは要相談のケースが多いことを理解して、自分の能力をアピールしたほうが、面接による評価も良くなります。”